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アイヌ文化に触れ合う 帯広市生活館で「集い」

帯広カムイトウウポポ保存会がアイヌの伝統舞踊を披露した集い(18日午前10時40分ごろ、帯広市生活館。小山田竜士撮影)

 「アイヌ文化にふれあう集い」が18日、帯広市生活館(ふくろうの館)で開かれた。伝統儀式「カムイノミ」や伝統舞踊などが披露された。

 帯広アイヌ協会(笹村昭義会長)が主催し11回目。同協会、市、とかちエテケカンパの会、帯広カムイトウウポポ保存会によるアイヌ生活文化展と同時開催。

 カムイノミの儀式後、笹村会長があいさつし、「市民がアイヌ文化に興味を持って来場してくれたことがうれしい。見て、聞いて、アイヌ文化を楽しんでもらえれば」と述べた。

 帯広カムイトウウポポ保存会のメンバーが古式舞踊や伝統楽器ムックリの演奏を披露、アイヌのお笑いコンビ「ペナンペパナンペ」の川上竜也さんのショーも催された。

 会場ではオハウ(煮込み汁)をはじめ伝統料理の試食が行われ、アイヌ文様刺しゅうなど工芸品も展示された。友達と来場した三島隆登君(帯広啓西小6年)は「アイヌの人々がどのような道具を使って生活していたのかを知ることができた」と話していた。(大谷健人)

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  • 帯広カムイトウウポポ保存会の会員らによってアイヌの伝統舞踊が披露された(18日午前10時40分ごろ、帯広市生活館で。小山田竜士撮影)

    帯広カムイトウウポポ保存会の会員らによってアイヌの伝統舞踊が披露された(18日午前10時40分ごろ、帯広市生活館で。小山田竜士撮影)

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