通明小児童がそば打ち体験 鹿追
【鹿追】通明小学校(小野田年克校長、児童16人)で11月27日、「そば打ち集会」が開かれた。児童が自分たちで育てたソバを味わった。
食の大切さを学ぶ学習の一環で、約40年前から続く伝統行事。地域の通明クラブ(加納武治会長、会員47人)が、栽培からそば打ち指導まで協力している。
児童と地域住民、PTA会員ら約80人が参加。子どもたちは同クラブの女性会員8人の手ほどきを受け、そば打ちに挑戦した。児童会長の佐藤せりなさん(6年)は「毎年のそば打ちが楽しみ。同じ幅に細く切れた」と笑顔。試食した参加者は「風味豊かでおいしかった」と話していた。
今年は6月18日に「キタワセ」の種を約60坪の学校農園にまき、草取りなどをして育てた。例年以上の豊作で、9月27日に10キロのソバを収穫、脱穀も児童が行った。(佐々木健通信員)