今年初２０センチ超の雪 寒さも続く
積雪した路面が凍り、足元に気を付けながら歩く市民ら（８日午前９時ごろ、ＪＲ帯広駅北側付近で。金野和彦撮影）
低気圧が急速に発達しながら北海道を通過した影響で、十勝管内は６日から７日にかけてまとまった雪が降った。帯広測候所によると、６日午後３時の降り始めから７日午後６時までの降雪量は本別で３９センチを記録。管内で２０センチを超える降雪は今冬初めて。足元を気にする歩行者や、慎重に走行する車が見られた。
降雪量が３０センチを超えた地域は他に上士幌町ぬかびら源泉郷３７センチ、中札内村上札内３４センチ、陸別３２センチ。帯広は２４センチだった。
また帯広は７日、今冬初となる真冬日を記録。８日朝も冷え込み、大樹で氷点下２２度、陸別で同２０・９度だった。９日も上空に寒気が流れ込み、帯広の最低気温は同１４度を予想している。１０日ごろまで寒い日が続く見込み。
圧雪や凍結した路面の影響で、スリップ事故も相次ぐ。帯広・広尾自動車道では８日午前１１時現在、芽室帯広インターチェンジ（ＩＣ）－忠類大樹ＩＣの両方向が事故のため通行止めとなっている。（細谷敦生）
◆十勝管内の気象データについて
・気象庁のアメダス観測地点（十勝管内。気温、降水量など）－気象庁公式ホームページ
関連写真
昨日の積雪で路面が凍り、足元に気を付けながら歩く通行人（８日午前９時ごろ、ＪＲ帯広駅前北側付近で。金野和彦撮影）
昨日の積雪で路面が凍り、足元に気を付けながら歩く通行人（８日午前９時ごろ、ＪＲ帯広駅前北側付近で。金野和彦撮影）
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