2024年4月号

特集/ときめきのプリン&愛しのシュークリーム

【健康】子どもの発達障害リスク、影響小さい 妊娠中の抗うつ薬使用で―米国

 母親の妊娠中の抗うつ薬使用が、生まれた子の神経発達障害のリスク上昇と関連しないことが示されたと、米国の研究グループが発表した。

 妊娠中の抗うつ薬使用は、出生児の自閉症スペクトラム障害や注意欠如・多動性障害(ADHD)などの神経発達障害リスクとの関連が懸念されている。研究グループは、米国の医療保険データから、抗うつ薬を使用していた妊婦14万5702人と使用しなかった妊婦303万2745人を