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2021年10月号

特集/やっぱりたまご

てくてく名店さんぽ(24)「花いち都屋 帯広店」

振袖がずらりと並ぶ店内。柄は伝統的なものからモダンなものまでさまざまだが、同じ着物はなく、すべて“一点もの”だ

振袖を着て家族の絆を確認 
 「成人の日は家族みんなでお祝いしていただきたいですね」。2020年6月に中心街から現在地に移転オープンした振袖専門店「花いち都屋帯広店」(谷平英俊店長)の佐藤菜弥さんは笑顔を見せる。同社は札幌の狸小路に拠点を置き、道内に7店舗を構え、振袖を中心に和服をレンタル、販売している。

 「成人のお祝いは一生に一度。気に入った柄をじっくり選んで欲しい」と話す。新たな一着を見つける手伝いをするのはもちろん、最近は母親の振袖を着付ける、いわゆる〝ママ振り〞も増えているとか。バブル期に成人を迎えた親の世代は、高品質の振袖を身に付けていたこともあり、今でも大切に保管している。帯や飾りだけを今風に変えるのもいい。親から子へ、思いは受け継がれる。

 コロナ禍で結婚式や成人式など、着物を着る機会が減ったが、「成人の日は育ててくれた親への感謝、育ってくれた子への感謝。家族の絆(きずな)を確認する機会。ぜひ家族で晴れ着を着て写真に収めていただきたい」と新たな形の祝い方を提案している。

常時450着~500着を取りそろえている。初めてレンタルする振袖は、その人の体形に合わせて仕立ててもらえる

草履やバッグなど、小物類も豊富。振袖の柄や色合いに合ったものを提案してくれる


<花いち都屋 帯広店>
帯広市西19条南2丁目25
Tel:0155・65・5075
営:10時~18時
休:水曜


てくてく名店さんぽ
帯広や十勝の町の名店を紹介する、Chaiの連載です。

※フリーマガジン「Chai」2021年9月号より。
※撮影/辻博希。写真の無断転用は禁じます。