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似てる?似てない? どっちでShow

似てる?似てない? どっちでShow

 おびひろ動物園の夏期開園が4月29日にスタート! この企画では、外見が似ている動物、間違われやすい動物にスポットを当てます。どんな共通点や違いがあるのか、それぞれの個性を交えて記事と動画で紹介します。動画を見るとより違いに気付きやすくなるかも!? 4月25日から全5回更新。どんな動物がでてくるのかお楽しみに!

第5回 ラマとカンガルー

今日も鏡の前でシャドーボクシングだ!シュッシュッ

あいたたたたた!ちょっとなにするのよ、あんた危ないわよ~

えっ? あ、鏡かと思ったら、ラマ夫人すか

いくら顔が似てるからって、よく見てよ~。 血の気が多すぎるのよ

すいませんラマ夫人、くりそつなばっかりに俺…

だって~ 私の歩き方は中世貴族さながらの優雅さよ~ あんたみたいなのと一緒にされちゃ困るわ

散々な言われようだけど、俺らはそんな歩き方できねっすわ…。そもそも二足歩行だし

ていうか~ 顔以外は似てないから

…それ言っちゃう?

〈ラマとカンガルー〉おびひろ動物園では、ラマの「雪丸」(雄)と「小梅」(雌)、アカカンガルーを16頭飼育している。ラマはウシ目ラクダ科、カンガルーはカンガルー目カンガルー科。ラマは主に山岳地方で家畜として飼育され、カンガルーはオーストラリアなど温暖な地域にすむ。ラマはゆっくり優雅に歩くが、カンガルーは尻尾を使ってぴょんぴょん跳ぶ。

第4回 カリフォルニアアシカとゴマフアザラシ

アザラシさーん! ご出産おめでとう! 出産祝いの、ホッケだよ・・・あ、あれ・・・?

・・・(ブクブク)おお、すまんアシカくん。30分ほど潜水をしていたよ

アザラシさんはそんな小さなからだで30分も潜っていられるなんて・・・いつも思うけどすごいなー

あっはは。死んでいると勘違いされることもあるほど、潜っていられるよ

ボクは3〜5分で限界だ。でも泳いでいる姿に注目してほしいな。前足を大きく使って泳いでいるよ

それはすごいことだよアシカくん。私は後ろ足だけを使って人魚のように泳ぐスタイルなんだ

アザラシとアシカは園内では近くにいるから、どんな泳ぎ方をするか見てみてほしいな。もちろん、かわいいアザラシの赤ちゃんにも注目!

「きゅ〜(待ってるよ)」

〈カリフォルニアアシカとゴマフアザラシ〉おびひろ動物園では、アシカはオスの「タケル」1頭を飼育。前足で大きく水をかくように泳ぎ、後足のひれはかじを取る役割をしている。アザラシはオスの「カイ」とメスの「モモ」を飼育しており、3月には赤ちゃんが誕生した。

第3回 ヤギとヒツジ

私たち結構

似てると言われる

毛刈りをしちゃうと

一瞬、どっちか分からないかも・・・?

これでも結構

違うんだよ!

まず、鳴き声は・・・メエエエーーーー!!

ベエエエーーーー!!

・・・・・・・。

・・・・・・・。

ほらほら、僕は運動神経が良くて、木の上や崖だって登れちゃう

私は平らな所がだーい好き。いつも平穏に暮らしたい

それにほら、僕は毛刈りをしなくても、勝手に毛が生えかわるんだよ

私は5月下旬ごろになると、毛刈りをしてもらうの。みんなに見られて恥ずかしいけど、毛刈りの日は私が園内で一番の人気者ね

ベエエエーーーー!! あ、うらやましいなんて思ってないよ

〈ヒツジとヤギ〉おびひろ動物園では「ちびっこふぁーむ」でヒツジとヤギを飼育している。ヤギは冬毛と夏毛が自然と生えかわり、ひげが生えているのも特徴。ヒツジは自分でしっぽを踏んでしまうため、飼育展示係が切っている。

第2回 アメリカワシミミズクとトラフズク

おびひろ動物園にはフクロウが4種類。似ているかもしれんが、それぞれに特徴を持っておる

そうだじょ! おいらたちトラフズクワシミミズク先輩では、まず顔つきが違うんだじょ

私は典型的なイケメンタイプ。ハリウッドスターに負けず劣らず、カッコイイ顔つきをしているともっぱらの評判だ

じ、自分で言うあたり、さすが先輩だじょ。おいらだって、うさぎ耳のような羽角(うかく)がとってもかわいいと人気なんだじょ

ところで私は緊張をすると、カチカチと口から音を出してしまうのじゃが、トラフズク君も同じかね?

それもできるけど、おいらは緊張をすると、体を細くする習性があるんだじょ

ホーホー。それはそれは、見てみたいのお。同じフクロウの仲間でも、それぞれ顔や特徴が違う。園内にはシロフクロウエゾフクロウもいるから、ぜひ、見比べてみてほしいのお

〈アメリカワシミミズクとトラフズク〉おびひろ動物園ではアメリカワシミミズクを4羽飼育している。トラフズクは「タクロウ」と「テル」の雄2羽を飼育。耳のように見えるものは「羽角」と呼ばれる飾り羽根。本当の耳は目の横あたりに付いていて、左右で耳の位置(高さ)が異なっている。

第1回 エゾタヌキとアライグマ

またアライグマさんちの荷物が間違ってウチに届いたべさ

Oh〜ソーリ! またデスか!

お隣だからって、困るべさ。いくら顔が似ているからって…

ミーは顔の黒いラインが横の方までのびているから、エゾタヌキさんとは見分けがつくと思うんデスけどね〜

それに、おらの顔は丸くて平面的だけど、アライグマさんは外来種だけあって、鼻筋も通って立体的だよね

しっぽに輪の模様もあるし、ミーの方が派手デスよね

前足も器用だべさ。いつも上手に使って餌を食べてるから、感心するよ

イヤ〜、そういうエゾタヌキさんもお得意の技があるじゃないデスか

つかまりそうなときの「死んだふり」ね! あれにはみんな驚くべさ〜

アライグマ

今度ミーにも教えてくださいヨ! ha ha ha!

〈エゾタヌキとアライグマ〉同園では、アライグマとエゾタヌキを1頭ずつ飼育展示している。体長は約40~65センチ。餌は同じで、牛肉、ホッケ、野菜(ニンジン、リンゴ)など。共に臆病な性格。特にアライグマは展示舎の箱の中に入っていることが多く、お尻を向けたままじっとしている。野生のアライグマはカナダ南部から中央アメリカ周辺までの広い範囲に生息し、日本では特定外来生物に指定されている。

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