おびひろ動物園探検隊

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ワシタカの仲間

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ノスリ

ワシタ力目タ力科

■分布/日本、ユーラシア大陸、アフリカ、東南アジア、オーストラリア ■翼開長/122~137cm ■体重/520~970g

獲物を捕まえるとき「野をする」ように飛ぶ姿が名前の由来

狩りを行う時はホバリング(空中で停止飛行)しながら獲物に狙いを定め、「野をする」ように飛行し、獲物を捕獲します。森林や草原、山岳、タイガなどで暮らしていて、小動物や虫などを食べています。また、一部季節的な移動をするそうですが、基本的には遠くまで飛んでいくことはないそうです。繁殖期には縄張りを形成し、樹上や断崖の上に巣をつくります。日本国内では5月に4個前後の卵を産みます。ヒナはフワフワの灰色の毛で覆われています。おびひろ動物園では1羽を飼育、展示していましたが、2015年12月2日に死亡し現在は飼育していません。

モモアカノスリ

ワシタカ目タカ科

■分布/アメリカ南西部、チリ南部、アルゼンチン中央部 ■翼開長/約110cm ■体重/0.6~1.4kg

大きな尻尾で抜群のバランス保持、茶色と白色の体毛が特徴

猛禽(もうきん)の一種で日本国内では和名よりも英名のハリスホークの方がポピュラーでしょう。オスよりもメスの方が大きいのが特徴のひとつです。人為的に移入はされていませんが、近年イギリスでかごから逃げた個体が野外で繁殖したという事例が報告がされています。他の猛禽類とは異なり社会性を持っており、群れで哺乳動物などを狩ることもあります。ふ化後50日前後で巣立ちますが若鳥は長ければ3年間ほど親鳥と共に行動し弟や妹の世話をします。

オジロワシ

ワシタカ目タカ科

■分布/ユーラシア大陸北部 ■翼開長/199~228cm ■体重/3~6.9kg

国の天然記念物に指定された日本で2番目に大きな鷹

1970年1月23日に国の天然記念物に指定されています。日本に飛来するタカ科の中ではオオワシに次いで2番目に大きく、主に北海道で越冬のために姿を見ることができます。全身は褐色の羽で覆われていて、尾羽が白いためこの名が付けられました。水鳥やアザラシの幼獣、サケ、マスなどの魚類を好んで食べます。海岸や河川、沼地など水辺で生息しており、単独もしくはペアで生活していますが、冬季には群れで休むことがあります。おびひろ動物園では1羽を飼育、展示していましたが、2016年4月2日に死亡し現在は飼育していません。

トビ

ワシタ力目タ力科

■分布/日本、ユーラシア大陸、アフリカ、東南アジア、オーストラリア ■翼開長/129~162cm ■体重/0.63~1.24kg

鳴き声の特徴は「ピーヒョロロロ…」 日本でも身近な鳥

日本国内では年中その姿を見ることができるタカ科の鳥で、尾羽の中央がくびれた形になっています。鳴声は「ピーヒョロロロ…」と特徴があります。羽で風を捉え、大きく旋回しながら上昇し、そのまま上空から地上にあるネズミなどの小動物や、魚などのエサを探して捕えます。体色は褐色と白のまだら模様です。通常、樹上に巣を作りますが、まれに断崖の地上に作ることもあります。おびひろ動物園では、「ワシ・タカ舎」で飼育、展示しています。

その他の動画

さっそうと舞うエブリー

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