鋭く曲がった爪で野ネズミや小鳥を捕獲する「夜のハンター」
足には鋭く曲がった爪を持っており、野ネズミや小鳥などを捕食します。昼間はほとんど活動をせずに夜目が効くため、もっぱら夜間に狩りをします。そのため「夜のハンター」と呼ばれています。繁殖時期には夕方の明るい時聞からヒナのエサを探すために活動しています。羽の色が白っぽく、オスよりもメスの方が大きいのが特徴です。おびひろ動物園では4羽を「コンドル・フクロウ舎」で飼育、展示しています。
フクロウ目フクロウ科
■分布/北海道 ■翼開長/94~110cm ■体重/600~800g
足には鋭く曲がった爪を持っており、野ネズミや小鳥などを捕食します。昼間はほとんど活動をせずに夜目が効くため、もっぱら夜間に狩りをします。そのため「夜のハンター」と呼ばれています。繁殖時期には夕方の明るい時聞からヒナのエサを探すために活動しています。羽の色が白っぽく、オスよりもメスの方が大きいのが特徴です。おびひろ動物園では4羽を「コンドル・フクロウ舎」で飼育、展示しています。
フクロウ目フクロウ科
■分布/北極圏、ユーラシア大陸北部、北アメリカ大陸北部 ■翼開長/150~164cm ■体重/1.6~2.1kg
ツンドラや砂漠、草原に生息し、北海道でもまれにみかけることがあります。大人のオスは純白になるのに対し、メスや若いオスは黒や褐色の細かい模様があり、フクロウ目では珍しく、オスとメスの見分けがしやすいフクロウです。食べ物は動物食で小動物や虫などを食べます。繁殖数はエサの多さによって変わります。おびひろ動物園ではつがいやその子ども合わせて5羽を飼育、展示しています。
フクロウ目フクロウ科
■分布/南北アメリカ大陸 ■翼開長/91~152cm ■体重/900g~1.8kg
体はオスよりもメスの方が大きく、オスの方が低い声で鳴きます。夜行性で森林や農耕地に生息しています。食性は肉食性で食欲は旺盛です。小型の哺乳類や鳥類、魚類や昆虫などを食べます。岩棚や木の洞を巣にしますが、タカやカラスなど他の大型の鳥類が放棄した巣を再利用するものもいます。おびひろ動物園ではお父さんの「おんこ」とお母さんの「めんこ」、そのこどもの「ハリー」と「ゴッシ」を飼育、展示しています。2羽を飼育しているおりにいるのが親鳥で、2羽を飼育しているおりにいるのが若鳥たちです。
フクロウ目フクロウ科
■分布/ユーラシア大陸、アメリカ合衆国、エジプト、カナダ、台湾、日本、メキシコ、モロッコ ■翼開長/約100cm ■体重/約300g
体の虎斑(とらふ)模様からその名前が付けられました。オレンジ色の目を持ち、頭にはうさぎの耳のように突き出た「羽角」と呼ばれる飾り羽があります。夜行性で昼間は樹上で休みます。緊張した時や驚いた時に体型を細くする習性があります。鳴き声は日本国内では低温で「ウーウー」と聞こえます。おびひろ動物園では2009年12月に保護された「タクロウ」と「テル」、2016年8月に保護された「ヒサシ」と「ジロー」の4羽を飼育、展示しています。〝ほっそりした姿″はユニークで一見の価値があります。2017年1月14日に「タクロー」が死亡し、現在は3羽を飼育、展示しています。