小樽市
株式会社オルゴール堂(小樽市住吉町4番1号、柳田春義代表取締役)が経営する小樽オルゴール堂は、年間400万人の観光客らが訪れる小樽屈指の観光スポットだ。小樽市指定歴史的建造物の本館、堺町店、手作り体験遊工房の3店舗をはじめ、アンティークオルゴールやからくり人形などを展示している2号館、小樽からくり動物えん、キャラクターハウス・夢の音、アクセサリーマーケットおたる瑠璃工房など、本館を基点にして周辺に8つの関連店舗が点在する。
レンガ造りと石造りの2棟からなる本館は、1912年に米穀商が本社屋として建てた木骨レンガ造り2階建ての建物を再利用している。内部は総ケヤキ造りで、高さ9メートルの吹き抜けの大ホールがあり、2万5000点以上のオルゴールが展示販売されている。正面玄関前には、高さ5.5メートル、幅1メートル、重さ1.5トンの蒸気時計が配置されており、観光客がひっきりなしに記念撮影する姿がみられる。また、2号館には、展示されている1908年製のパイプオルガンや、アンティークオルゴールのミニコンサートを楽しめる。
十勝からのアクセス
帯広から約250キロメートル。自動車で高速道路を利用(道東自動車道〜道央自動車道〜札樽自動車道)して約3時間半。2011年10月に道東道と道央道が直結したことで、帯広―小樽間の所要時間は30分以上短縮された。