ASAHIYAMA ZOO

美瑛の自然風景

富良野と旭川の中間に位置する美瑛町。人口1万人余りの農業と観光の町だ。「パッチワークの丘」と呼ばれる独特の丘陵地帯が広がり、四季折々にさまざまな色合いを見せる風景が人気を集める。北海道らしい自然の風景ながらも、見る人によってはヨーロッパの丘陵地帯とも思い重なるこの景色。テレビCMにも登場する各所の眺望は観光客を魅了してやまない。

神秘の「青い池」

雄大な十勝岳連峰の麓に位置する美瑛町は、山の恵みが地域にさまざまな「贈り物」を届けている。その中の一つに神秘的な色合いを持つ景勝地がある。「青い池」と呼ばれる人気スポットだ。1988年の十勝岳噴火後、砂防工事のためにえん堤を建設したところ偶然にできた水たまりだとされる。青く見えるのはアルミニウムを含んだ水が池に流れ込み、別の川の水と混ざってできた「コロイド粒子」が、太陽の光を散乱して起こる現象といわれる。まさに自然が織り成す神秘のこの場所を写真で紹介されたことをきっかけに、一気に観光スポットとして広がった。2012年には米国アップル社「Macbook Pro」の壁紙に採用されたことでも知られる。

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CMに登場する各所の景勝地

町内には、自然が描き出す眺めが高く評価され、テレビCMや商品パッケージを飾るスポットが多い。国産たばこ「マイルドセブン」のプロモーションに採用されたマイルドセブンの丘、観光たばこ「セブンスター」のパッケージに採用されたセブンスターの木、日産のテレビCMに採用されたポプラ「ケンとメリーの木」など、CMイメージのままに名づけている。ネット口コミサイトの美瑛の自然景勝地人気ランキングでは、ケンとメリーの木が上位につける人気ぶりだ。

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Access

美瑛町「青い池」

〒071-0235 上川郡美瑛町白金

十勝からのアクセス

帯広から道東自動車道のトマムICで下車。旭川方面へ向かい、富良野過ぎておよそ30分。 ラベンダーやガーデンの色合いを楽しみながらのドライブの途中「おかのまち・美瑛」にたどり着く。

美瑛町「ケンとメリーの木」

〒071-0216 北海道上川郡美瑛町大久保協生

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