
山レポート
剣山
2019年6月7日、北海道清水町にある鋭鋒、剣山(1205メートル)の頂上からドローン撮影しようと、登山を計画。結局、登山口から頂上まで、ガスに包まれほとんど展望は見られなかった。

このシーズンは新緑の木々が心地よい

いざ出発
午前7時登山口に集合し、登り始め。しばらく剣山には来ていなかったので、看板が変わっていた。なんと“ヘタうま”な文字は登山の安全を祈っているよう。一の森までは、低山にある花々が咲いていた。山の花を見るならば剣山はおすすめ。派手なものはないが、じっくり観察すると、種類数が多く楽しめる。



オオアマドコロに止まったガガンボ

オオヤマオダマキ

ヒダカイワザクラ

岩を包み込むように伸びた木の根
ガスの中の行軍となったが、ウエアが湿ることなく頂上へ。直下のはしご場は、足場の土が崩壊して、登りづらくなっていた。梯子自体はしっかりと固定されているので、一歩一歩足を進めれば、危険ではない。

一番の難所でも笑顔

高所恐怖症でも大丈夫

剣山頂上で出初め式の「はしご登り」のような格好をしつつも安全に下山

三の森付近にある「母の胎内」。産道をくぐって進む

三の森付近にある「母の胎内」逆戻り
頂上直下からドローンを上げるが、視界が利かず中断。失意の中の下山へ。途中一の森で、フリークライミングのルートを見学し帰路についた。(記事・写真:塩原真)

頂上でドローンを上げるもガスの中

一の森フリークライミングルートを見学

チムニーで遊ぶ筆者