Chaiおでかけスイーツ部

粋な味わい 赤飯まんじゅう

 かぶりつくと、中はあんこではなく赤飯―。一見普通のまんじゅうに見えるあらかわ菓子店の〈赤飯まんじゅう〉は、粋な和菓子だ。

 80年以上続く店の3代目・荒川正見さんと妻・久代さんが1998年に商品化した。きっかけは漫画で見た赤飯を使ったまんじゅう。「赤飯もまんじゅうも作っていたのでやってみようとなって」。赤飯はそのままだと硬くしょっぱいので工夫を重ね、販売を始めると不思議な組み合わせに、あっという間に名物となった。

 道産米を使って炊いた赤飯を蒸して丸め、小麦粉などで作った白い皮に包んでさらに蒸す。どちらも軟らかいため手間がかかり、1日約50個の販売だそう。中には金時豆の甘納豆や栗が入り、皮の甘みと赤飯の塩気のバランスが絶妙。塩味でくどくなく、「米」とあっておなかも満足する。

 半分に切ると、淡いピンク色がかわいい。「紅白まんじゅうの代わりにする人も。祝い事にもどうぞ」と久代さん。食べ飽きず、お遣いものにもぴったり。この小気味よさがいいのだ。

「これからも昔ながらの味を守り続けます」荒川久代さん

〈赤飯まんじゅう〉150円は甘納豆と栗の2種。お目当てに行くときは予約がおすすめ

〈十勝まんじゅう〉80円〈パンダ焼き〉120円も人気

十勝産黒大豆がベースの粉末〈げんきなこ〉1,296円は牛乳に混ぜて楽しんで

あらかわ菓子店

  • 幕別町本町91 電話0155・54・2523
  • 営/9時~18時、休/日曜(不定休あり)
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