地場産の新鮮野菜を買い求める客でにぎわう会場(31日午前11時15分ごろ、須貝拓也撮影)

藤丸パークで「うまいもんまつり」開幕 旧藤丸の人気イベント復活

 帯広市中心部の屋外商業ゾーン「藤丸パーク」で31日、「十勝大収穫市うまいもんまつり」が開幕した。旧藤丸百貨店時代の人気催事の復刻版。初日午前は高齢者や小さい子ども連れの家族らが訪れ、地域の特産品や飲食など十勝のグルメを楽しんでいた。

 11月1日は悪天候が予想されるため中止が決定。同2、3日は予定通り開催し、計22店舗が出店する。音更町物産協会が「おとふけ豆味噌(みそ)ラーメン」などの特産品を販売しているほか、豚丼やカレー、スイーツなどの飲食店や衣服ショップが並ぶ。ステージイベントも毎日開催され、31日は大道芸のパフォーマンスで盛り上がった。

 藤丸パークを訪れるのは初めてという音更町の石橋陽子さん(80)はリンゴや菓子などを購入し、「昔はよく藤丸で買い物をしていた。(旧建物を)見て悲しい気持ちにもなったが、久しぶりの外出で楽しかった。来て良かった」と話していた。

 時間は午前11時~午後5時。(津田恭平)


藤丸パークで「うまいもんまつり」開幕

津田 恭平

十勝毎日新聞社 編集局 経済・産業グループ

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