多くの来場者でにぎわうマルシェ会場(6日午前10時40分ごろ、駅北口広場・須貝拓也撮影)

十勝の食を堪能 食の祭典「とかちマルシェ」開幕

 十勝最大級の食と音楽の祭典「とかちマルシェ」が5日、JR帯広駅周辺を会場に開幕した。6日は全エリアで営業を開始。青空の下、朝から地元の人たちや観光客でにぎわい、肉料理やスイーツ、海産物など多彩な十勝の食を堪能した。

 5日午後5時には、前夜祭となる「ナイトマルシェ」がスタート。駅北口広場の32店舗がグルメを提供した。40年来の友人5人と会場を訪れた帯広市の大山輝美枝さん(66)は「毎年、楽しみにしている。今年はビアガーデンに行く機会がなかったので、少し遅めのビアガーデン気分。ビールにぴったりの料理ばかり」と笑顔を見せた。

 6日午前9時半からは、駅北口のステージでオープニングセレモニーが開かれた。とかちマルシェ運営協議会の梶原雅仁会長は「熱中症には気を付けながら、十勝の食と音楽を楽しみ、皆さん一緒に盛り上げてもらえたら」とあいさつした。

抽選で韓国航空券
 セレモニーには、国際線で帯広とつながった韓国・清州市のシン・ビョンデ副市長と国際線を運航するエアロK航空のチェ・ジョンフン本部長も出席。シン副市長は「皆さんの熱意と活気でこのイベントが充実したものになると確信している」と激励し、「エアロKに乗ってぜひ清州へ」とPRした。会場内ではエアロKの帯広-清州の航空券が当たるスタンプラリーも開催している。

 3日間で122店が出店。6日は駅南と駅北多目的広場が午後6時まで、駅北口のダイニングカフェエリアは午後9時まで。最終日の7日は午前10時~午後4時。(近藤周、月森七海)


十勝の食を堪能 食の祭典「とかちマルシェ」開幕

近藤 周

十勝毎日新聞社 編集局 町村・支局グループ

月森 七海

十勝毎日新聞社 編集局 経済・産業グループ

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