十勝管内の高校で学校祭シーズンが始まった。各校でこだわりの展示やパフォーマンスが繰り広げられ、生徒たちが仲間との青春の一ページを刻んでいる。
4日に開幕した帯広柏葉高校(鈴木究校長)の、今年の学祭のテーマは「勉強しているようじゃ無理か~学祭はね、楽しまないと」。開会式で勝山隼生徒会長(3年)が「準備期間の2週間で学年の壁を壊し、たくさんの仲間と思い出をつくり上げてきた。この3日間全力で走り抜いてほしい」とあいさつした。
全校生徒は学年縦割りの6グループに分かれ、各グループが「海賊」や「仮面舞踏会」など特定のテーマを設定。午前11時からは恒例のパレードが行われ、生徒らは準備した衣装を身にまとい、山車を引いて同校周辺を練り歩いた。
5日は午前11時から一般公開で、部活動展示や発表、バザーなどを予定。6日は体育祭と後夜祭が行われる。管内高校の学校祭は、多くが4~6日ごろに予定されている。(児玉未知佳)