【浦幌】「うらほろマラソン2025」(実行委主催)が22日、うらほろ森林公園で開かれ、町内外の900人余りの参加者が初夏の浦幌を駆け抜け、心地よい汗を流した。
4回目の今年は、バドミントン女子ダブルス五輪元日本代表の永原和可那さん(芽室町出身)をゲストランナーに迎えた。
今年は中学生以上対象の「5キロラン」を新設、恒例のリレーマラソンでは親子や友人らのチームでたすきをつないでゴールを目指した。「紅の豚」や牛などの仮装で走る参加者も。
小中学生を対象としたキッズチャレンジには480人がエントリー。開会式で永原さんが「笑顔でゴールできるように頑張りましょう」とエールを送った。1キロを走り、元気いっぱいにゴールした帯広緑丘小1年の倉西柊維さん(6)は「1位が目標だった。疲れた」と話していた。
永原さんは5キロランとキッズチャレンジの1キロで参加者と一緒に走ったほか、リレーマラソンのスターターをするなど大活躍。5キロランでは子どもたちと一緒に手をつないでゴールし、「子どもたちの頑張りがすごかったです」と笑顔で話した。会場には「ゴールピクニック」としてさまざまな飲食ブースが並び、参加者がおなかを満たした。(澤村真理子)