ブロッコリーの選果作業に当たる従業員(18日)

丁寧に、手際良く全国へ 音更町でブロッコリーの出荷作業ピーク

 【音更】十勝管内でブロッコリーの出荷作業がピークを迎えている。道内有数の産地として知られる音更町のJA木野(黒田浩光組合長)では今年、同JAを含む管内4JAの農家からブロッコリーを受け入れており、選果場で従業員が丁寧かつ手際良く作業を行っている。

 JA木野によると、今年はJAおとふけとJA士幌町のほか、新たにJA十勝池田町の農家からブロッコリーを受け入れていて、合計で前年並みの60戸が115ヘクタールで栽培する。

 5月27日から受け入れを開始しており、10月末まで出荷作業に取り組む予定。全国に前年並みとなる約950トンの出荷を見込んでいる。

 18日にはJA木野の選果場に約30人の従業員が集まり、包丁でブロッコリーの余分な葉や茎を切り落とし、発泡スチロールに箱詰めした。

 JA木野営農部青果課の鶴島孝訓さん(39)は「生育は順調」とし、「この時期のブロッコリーは一番甘みを感じられておいしい。待っている消費者の方々へ質の良いものを安定して届けられるよう作業に努めたい」と話していた。(山田夏航)

丁寧に、手際良く全国へ 音更町でブロッコリーの出荷作業ピーク

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山田 夏航

十勝毎日新聞社 編集局 経済・産業グループ

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