帯広広小路商店街を歩行者天国にするマーケットイベント「広小路マーケット」が1日、広小路アーケード内で開かれた。4回目となる今回は過去最多の出店数で、飲食や物販などを目当ての来場客でにぎわった。
帯広商工会議所(川田章博会頭)などが主催し、中心部のにぎわい創出を目的に2023年度から実施している。開会式では、川田会頭が「昔のにぎわいを取り戻して帯広を盛り上げていけるように頑張るので、一緒にイベントを楽しんで」とあいさつした。
会場には「食べる」「遊ぶ」「体験する」「買う」「見る」の5テーマで全41事業者が出店。キッチンカーや飲食テントに列ができた。「見る」の企画では、ダンスや殺陣のパフォーマンスが行われた。
家族3人で訪れた帯広市内の会社員澤田和樹さん(42)は「縁日やアクセサリーの販売など、子どもも楽しめる企画があるのが良い。街中に足を運ぶきっかけにもなった」と話していた。(児玉未知佳)