子どもたちがさまざまな職業を体験する「おびひろキッズタウン2024」が16日、とかちプラザで開かれた。市内の小学4年生約310人が、一日限りの“まち”で社会の仕組みや働くことを楽しく学んだ。
帯広市、市教育委員会、オカモト主催。会場では、市内に事業所を持つ26の企業・団体がブースを設置した。自動車整備士になってタイヤ交換やエンジンルームの点検を体験したり、スーパーの店員になりお菓子の品出しやレジ打ち体験をしたりした。体験後は、会場内で使える通貨100ジャガを“給与”としてもらい、買い物などを楽しんだ。
友達と参加した大平夏帆さん(10)=北栄小4年=は、救助隊になって架空の火災現場で人命救助を体験。「制服が重くて大変だった。他の仕事も体験してみて、お給料でお菓子をたくさん買いたい」と笑顔で話した。(廣田佳那)