ステージいっぱいを使い躍動感あふれるダンスを披露する4年生(18日午前9時半ごろ、須貝拓也撮影)

管内小学校で学習発表会シーズン コロナを機に変化も

 十勝管内の小学校で学習発表会シーズンを迎えている。帯広市内の小学校でも多くの学校が10、11月に開催。学校の文化的行事の在り方が変化を見せる中、各校では工夫を凝らした発表が行われている。

 コロナ禍を契機に、帯広市内の小学校でも近年、午前のみの1日開催といった時間短縮や、名称を「学芸会」から「学習発表会」と変更し、学習活動の成果を発表する場としての立ち位置を明確化する学校など変化を見せている。

 今年開校70周年を迎えた帯広光南小学校(森下寛校長、児童339人)では18日午前に学習発表会を実施。

 初めての発表会となる1年生は開幕のあいさつに続き、「あおいそらにえをかこう」と題して、日頃練習してきた縄跳びや合唱などを披露。一生懸命に頑張る初々しい姿に会場からは大きな拍手が送られた。その他の学年も世界平和や国際理解などをテーマに器楽演奏や合唱、ダンス、劇などを披露した。

 発表を終えた1年生の女子児童は「少し緊張したけど大きな声で歌えた」と満面の笑みを見せた。(大谷健人)


管内小学校で学習発表会シーズン コロナを機に変化も

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