管内外のパン店など26店が自慢のあんパンを販売する「あんぱん祭り」(十勝毎日新聞社主催)が、12日午前10時から音更町内の道の駅おとふけで始まった。青空の下、家族連れらでにぎわった。13日まで。
同イベントは2021、23年に続いて3回目。あんパンの販売を通じて十勝産小豆・小麦が持つブランド力を発信、十勝の農業・産業振興を後押しする。管内13店が出店し、文明堂(札幌市)やメイカセブン(東京都)など管外人気店も参加した。
今回初参加のCocoLi(ココリ、音更)は6種類約300個のパンを用意。甫木志織店主(35)は「店舗が街の外れなので、これを機に音更や近郊の人にも知ってもらえれば」と期待した。
妻と来場した帯広市のパート従業員笹谷正美さん(75)は3店舗回り、「普段食べられないものが食べられるからいい」と満足げだった。会場では牛乳などの無料配布のほか、豆ビンアートなどのワークショップも盛り上がった。
13日も午前10時~午後2時(商品がなくなり次第終了)の開催となる。(高井翔太)