【清水】第6回十勝清水にんにく肉まつり(実行委主催)が5日午前10時から、清水町内のホクレン清水製糖工場広場で開かれた。町自慢の「十勝清水にんにく」のこうばしい香りが漂う会場で、大勢の来場者が清水の食を楽しんだ。
道内有数のニンニク産地をPRしようと、2019年から開催。町、JA、町商工会、町観光協会などが実行委を組織して企画している。
すっきりとした秋空の下、来場者は「十勝清水にんにく」と、地元のブランド牛「十勝若牛」を炭火で焼いて味わった。会場には約250の焼き台のほか、ニンニク創作料理を提供するテントやキッチンカーがずらり。ニンニクつかみ取りや抽選会、ふわふわ滑り台など子ども用のイベントも会場を盛り上げた。
家族3人で訪れた帯広市の会社員眞柳英知さん(35)は「ニンニクも肉も最高においしいし、つかみ取りもお得だった。生産者の努力に感謝する気持ちで堪能した」と笑顔で話していた。(小野寺俊之介)