とかち帯広空港に着陸し、歓迎の放水を受けるエアロKの機体

エアロKチャーター便が初就航、帯広から4年ぶり渡航も

 韓国の格安航空会社(LCC)「エアロK」のチャーター便が3日、とかち帯広空港に初就航した。清州国際空港から175人を乗せ午後4時に到着、折り返し便には42人が搭乗。帯広空港からの渡航は4年ぶりとなり、今後の国際線の拡大に期待がかかる。(1面参照)

 北海道エアポート(HAP)が清州国際空港と協定を締結しており、同社に帯広空港への就航を打診しチャーター便運航が実現。清州からハナツアーなど三つのツアー客が搭乗した。

 到着ロビーでは、国際線誘致に取り組んできた関係者たちが、入国手続きなどを済ませた観光客らを出迎え、記念品などを手渡し、盛大に歓迎した。

 韓国から初めて北海道に降り立ったチャン・ミンジュさん(46)は「食べ物がおいしい、景色もいい、優しい人も多いと聞いており、十勝を楽しみたい」と話した。

 帯広空港には9月に大韓航空のチャーター便が乗り入れたが、この時は韓国からのツアー客の往復のみだった。(完戸雅美)

エアロKチャーター便が初就航

完戸 雅美

十勝毎日新聞社 編集局 行政・政治グループ

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