水しぶきを上げながらウナギを捕まえる参加者(助川かおる通信員撮影)

恒例ウナギつかみ取りに歓声 名門通、市内商店街夏祭り皮切り

 帯広市内の商店街夏祭りの先陣を切る「名門通夏祭り」が29日、名門通(大通南10)で開かれた。あいにくの雨となったが、会場は仕事帰りの会社員などでにぎわい、恒例のウナギつかみ取りなどで盛り上がった。

 夏祭りは帯広名門通商店街振興組合(木幡裕之理事長)と帯広名門通り共栄会(萩史之会長)が主催し、今年で34回目。木幡理事長は「雨に負けないようにたくさんビールを飲んで、食べ物を食べて楽しんでほしい」とあいさつした。

 名物企画のウナギつかみは、今年初めて設けた男性枠に4人が参加。豪快に水しぶきを上げながらウナギを追い回し、会場を盛り上げた。

 女性の部には10人が参加し、名門通の飲食店couleur(クルール)で働く三津田姫伽さん(22)が10匹捕まえ優勝。賞金5万円を受け取った。

 このほか、カラオケ大会やヨサコイ演舞、餅・パンまきなどもあり、来場者はビール片手に名門通での一夜を楽しんだ。

 職場の仲間と来場した帯広市の会社員高橋亮介さん(27)は「にぎやかで楽しい。街角のお祭りを大切にする文化がこの先も続くといい」と話していた。(児玉未知佳)

恒例ウナギつかみ取りに歓声 名門通、市内商店街夏祭り皮切り

児玉 未知佳

十勝毎日新聞社 編集局 経済・産業グループ

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