コンクリート面に思い思いの絵を描く参加者

道東道4車線化の橋梁工事など見学 ハイウェイ探検隊に親子7組 ネクスコ

 【新得】ネクスコ東日本北海道支社は27日、小学生の親子を対象とした現場見学会「北海道ハイウェイ探検隊」を開催した。道東自動車道の4車線化に伴い建設中のペンケオタソイ川橋を見学するなどし、高速道路に対する理解を深めた。

 夏休みの自由研究などの学習支援を目的に2016年に初めて企画、今年で6回目。管内の5組を含む7組14人の親子が参加した。

 ペンケオタソイ川橋では、同社帯広工事事務所の山形尚裕所長や、橋梁(きょうりょう)上部工工事を手掛ける三井住友建設の担当者が、工事概要や施工方法などを説明。実際に使用するクローラータワークレーンなどの機械にも触れた。その後エレベーターで橋梁上部に移動し、現場を見学した他、コンクリート面にお絵描きをした。参加者は絵とともに「工事がんばってください」などのメッセージも書き込んだ。絵は工事が進むと舗装の下になるが、そのまま残る。

 その他、音更帯広インターチェンジでは除雪車などの高速道路で働く車の乗車体験も行った。参加した帯広北栄小4年の白間優一さんは「普段乗れないクレーン車などに乗れて楽しかった」と笑顔だった。同事務所新得清水工事区の中村広美工事長は「子どもたちにとって夏休みの一つの思い出になればうれしい」と話した。(廣田佳那)


道東道4車線化の橋梁工事など見学 ハイウェイ探検隊に親子7組 ネクスコ

廣田 佳那

十勝毎日新聞社 編集局 経済・産業グループ

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