「第48回おびひろ動物園動物画写生コンクール」(おびひろ動物園、十勝毎日新聞社主催)が15日、同動物園で開かれた。参加した子どもたちは真剣に観察しながら、お目当ての動物の姿を画用紙に描いていた。
幼児から中学生まで約200人が参加した。午前9時に集合し、同動物園の稲葉利行園長が「動物をしっかり観察すると、意外な発見があるかもしれない」とあいさつ。審査員からは「画面いっぱいを使って自分だけの動物を仕上げて」とアドバイスが送られた。
子どもたちは園内を散策して動物を探し、お気に入りの構図を見つけて絵の具やクレヨンで描いていた。ライオンやゴマフアザラシなどが人気で、昨年新たにオープンした「馬ふれあい舎」にも子どもたちが集まっていた。
帯広若葉小1年の石井亜門さんは「何を描こうかおうちで考えて、一番かっこいいライオンにした。たてがみが上手にできた」と話していた。
入賞作品は7月4~9日に市内のフクハラいっきゅう店(西19南2)で展示される。表彰式は同6日午前11時から同店で行われる。(細谷敦生)