道東初進出の「松屋・松のや 音更店」(午前10時ごろ、平栗玲香通信員撮影)

「松屋」音更店オープン 道東初出店、とんかつ「松のや」複合店

 【音更】松屋フーズ(東京)が運営する「松屋・松のや 音更店」が13日、音更町木野大通西8にオープンした。牛丼の3大チェーン店の一つ「松屋」と、とんかつの「松のや」の複合型店舗で、いずれも道東初進出。

 国道241号沿いで、ツルハドラッグ音更木野店がある敷地の一画。付近に商業施設が多く、集客を見込んで出店した。木造平屋、129平方メートル。28席。ドライブスルーを併設。

 同社が近年増やしている複合型店舗で、松屋の「牛めし」(400円)や、松のやの「ロースかつ定食」(590円)など、両ブランドのメニューをオーダーできる。注文や商品受け取りなど、すべてセルフ式。

 開店前から数人が列をつくり、オープン10分後には満席に。帯広市から妻と訪れた星寧恭(やすひさ)さん(37)は、「札幌にいた時に何回か松屋の牛丼を食べたことがあり、地元でも食べられるようになってうれしい」と話していた。

 同社は国内外で8の飲食ブランド、計1270店を展開。道内では札幌と旭川に16店あり、今後、北海道での店舗数拡大を進めていきたい考え。時期は未定だが、帯広進出の計画も進めているという。(児玉未知佳)

「松屋」音更店オープン 道東初出店、「松のや」複合店

児玉 未知佳

十勝毎日新聞社 編集局 経済・産業グループ

広告

関連画像

関連動画