桜が咲き誇る中、ゴーカートを楽しむ来場者(27日午前10時半ごろ、おびひろ動物園で。金野和彦撮影)

夏季開園のおびひろ動物園 親子連れでにぎわう

 ゴールデンウイーク初日の27日、おびひろ動物園(稲葉利行園長)の夏季開園が始まった。この日の帯広市内は正午現在で25・9度の夏日を記録。快晴の下、帽子やサングラスを着用した多くの親子連れが桜舞う園内で、動物たちを眺めたり遊具を楽しんだりしていた。

 昨年12月に新オープンした「馬ふれあい舎」のばん馬はもちろん、ゴマフアザラシやライオンなどの展示スペースにたくさんの人が集まった。今年初の取り組みとして「北海道産いきものツアー」も開催され、エゾユキウサギなどの特徴を担当飼育員が分かりやすく来園者に説明していた。

 市内の田中新さん(40)、栞菜さん(8)親子は「暑かったけど、カンガルーがぐったりとくつろいでいてかわいかった」と笑顔だった。稲葉園長(59)は「8月に新しいキリン舎をオープンする予定。期待していただけたら」と話している。

 夏季開園は11月4日まで。開園時間は午前9時~午後4時半。入園料は大人420円、65歳以上と高校生210円、中学生以下無料。(山田夏航)


夏季開園のおびひろ動物園 親子連れでにぎわう

山田 夏航

十勝毎日新聞社 編集局 行政・政治グループ

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