ラジオでの共演をきっかけに完成した「ますやパンのうた」をPRする(左から)白岩さんと大川原さん

「ますやパンのうた」が完成 My’s白岩さんが作曲

 パン製造・販売の「満寿屋商店」(帯広市、杉山雅則社長)のテーマソングが7年の時を経て完成した。タイトルは「ますやパンのうた」。鹿追町を拠点とする音楽ユニット「My’s(マイズ)」の白岩征季さん(44)が作詞・作曲を手がけ、「パン」を連呼するサビが印象的な一曲になっている。(児玉未知佳)

 明るいテーマソングで満寿屋のパンに親しんでもらおうと、2017年に同社が企業ソング制作を得意とする白岩さんに楽曲提供を依頼。作曲はスムーズに進んだが、曲のリリース方法などを検討しているうちに担当者の異動もあり、日の目を見ずにいた。昨年6月にFM-JAGAで、白岩さんと同社広報担当の大川原典宏さんが共演したことをきっかけに企画が再燃。今年1月に完全版が出来上がった。

 明るい曲調で、歌詞は2番まで。白岩さんは「一度聴いたらすぐに口ずさめるよう意識して作った」とし、「パン」をテンポ良く連呼するサビがポイントだと説明する。また、歌詞中に「オンリーパン」「パンタスティック」などの駄じゃれをちりばめ、ポップな仕上がりに。人気商品のあんドーナツ、クリームパン、カレーパン、石窯ピザも紹介されている。

 「ますやパンのことをそのまま、好きなように書いた」と白岩さん。大川原さんは「十勝産小麦100%など、企業として一番売りにしているところをしっかり入れてくれてありがたい」と話している。

 テーマソングは今後、イベント時やSNSで活用していく考え。より多くの人に届くよう、音楽サイトでの配信も検討したいとする。

「ますやパンのうた」が完成 My’s白岩さんが作曲

児玉 未知佳

十勝毎日新聞社 編集局 経済・産業グループ

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