【芽室】芽室町の冬の一大イベント「めむろ氷灯夜2024」(町観光物産協会主催、実行委主管)が10日、芽室公園で開かれた。大勢の家族連れや学生たちが来場し、3000個のアイスキャンドルの明かりがつくり出す幻想的な空間を楽しんだ。
イベントは午後1時半にスタートし、昨年より規模が大きくなったジャンボ滑り台には子どもたちが大はしゃぎ。初開催の相撲大会では、雪でできた土俵で小学生から大人までが熱い戦いを繰り広げ、観衆を盛り上げていた。
日が暮れた同5時にキャンドルの点灯式が行われ、来場者も協力しながら次々と火をともすと、会場中央には「2024メムロ♡」の文字が浮かびあがった。
友人と訪れた岸本彩椰さん(芽室西小5年)は「夜はたくさんの光があってとてもきれい。昼間とは全然違う雰囲気になった」と喜んでいた。
同7時50分からはイベントのフィナーレを飾る花火が打ち上げられ、芽室の冬の夜空を彩った。(近藤周)