呼吸を合わせて「デカパン競走」に挑む親子

冬の運動会に400人参加 ロート製薬が道内初開催

 ロート製薬が主催する「冬の大運動会」が27日、帯広市内のよつ葉アリーナ十勝で開かれた。親子が障害物競走などで会場を走り回って楽しんだ。

 大運動会は子どもの運動プログラム事業などを行う「つなぐ」(宮城県、原田直信代表)が、子どもが一堂に集まって運動する機会を設けようと企画。昨年は宮城、岩手、長崎の各県で行った。道内では初開催。

 同社が昨年3月、牛乳の消費拡大応援として市内の小学校に栄養機能食品「セノビック」を無償提供したことが縁で開催が実現。この日は年少児~小学3年とその保護者ら400人が参加した。原田代表も来帯し、進行役を務めた。

 学年別に障害物競走や「ドーナツ取り競走」などで元気に走り回った。大きなズボンの片足ずつに親子で入ってコースを走る「デカパン競走」で1位になった山田衣千花さん(7)は「たくさん走れて楽しかった」と笑顔。母の恵美さん(41)は「広い場所で遊ぶ機会が少ないのですぐに応募した。ここでお友達もできてとても良い機会だった」と話していた。(細谷敦生)

冬の運動会に400人参加 ロート製薬が道内初開催

細谷 敦生

十勝毎日新聞社 編集局 教育・文化グループ

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