やぐらの上から餅をまく関係者(24日午前11時半。金野和彦撮影)

餅まき1万5千個に歓声 ふるさとのみのり祭り4年ぶり通常開催 浦幌

 【浦幌】浦幌町の出来秋を味わう「第48回うらほろふるさとのみのり祭り」(町観光協会主催)が24日、町内のうらほろ森林公園で開かれた。新型コロナウイルスによる制限がなくなり、恒例の餅まき「みのりまき」と秋サケのつかみ取りが復活し、4年ぶりに通常メニューでの開催となり、大勢の来場者が詰め掛けた。

 みのりまきは午前11時15分ごろから1回目が行われた。同協会の木下政憲会長や井上亨町長ら約15人が高さ約4メートルのやぐらの上から、秋サケやジャガイモなどの当たり券が入った餅1万5000個(約180キロ)を次々とまいた。

 家族5人で訪れた音更町の冨田雅人さん(39)は4個獲得し、「初めてのみのりまき、楽しかった」と笑顔を見せた。娘のしずくさん(10)=音更小5年=も4個手にし、「もっと餅が飛んで来たらもっと取れたと思う」と話していた。

 飲食や即売会のコーナーには、町産の農畜水産物などを扱う33店が並び、晴天の下、親子連れらが舌鼓を打った。STV(札幌テレビ放送)ラジオの公開録音が行われ、歌手木山裕策さん、モノマネ芸人みはるさんらが会場を盛り上げた。(吉良敦)


餅まき1万5千個に歓声 ふるさとのみのり祭り4年ぶり通常開催 浦幌

吉良 敦

十勝毎日新聞社 編集局 編成センター

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