アイスキャンドルの幻想的な明かりに包まれた「氷灯夜」の会場(4日、芽室公園で)

「彼女ができました」 キャンドル明かりで思い叫ぶ 氷灯夜

 【芽室】芽室町を代表する冬のイベント「氷灯夜2023」が4日午後、芽室公園で開かれた。アイスキャンドル約2500個の明かりが、訪れた家族連れや学生らを温かく包み込んだ。

 町観光物産協会が主催し、町内各種団体や役場の若手でつくる実行委(三浦啓太郎実行委員長)が主管。昨年はイベント開始(1991年)以来初めて中止し、今年はサウナコーナーや自転車競技「BMX」の披露など、魅力ある企画が初登場した。

 午後7時10分ごろからは「氷灯夜の主張」と題して、管内の高校生4人が見晴台から自分の思いを叫んだ。白樺学園高校1年の金井颯さん(16)は、所属する野球部の仲間が見守る中「彼女ができました」と報告。祝福されながら自分の番を終え「叫ぶと気持ちよかった。彼女とは氷灯夜みたいなイルミネーションに2人で行きたい」と笑顔を見せた。

「彼女ができました」 キャンドル明かりで思い叫ぶ 氷灯夜



アイスキャンドルの幻想的な明かりに包まれた「氷灯夜」の会場(4日、芽室公園で)
 同50分ごろからは毎年恒例の花火が夜空を彩り、閉幕した。(石川彩乃)

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