ゲストランナーの大迫傑選手と走る子どもたち(19日午前11時半ごろ、浦幌町森林公園で。金野和彦撮影)

「大迫傑選手に追いつけ!追い越せ!」 うらほろマラソン2022

 【浦幌】陸上選手の大迫傑さん(31)を浦幌町に招いた「うらほろマラソン2022 powered by The Fst」(実行委員会主催)が19日、町内で開かれた。十勝管内の高校生以上の出場者376人が、大迫さん監修の15キロのコースを駆け抜け、同じく管内小・中学生180人が大迫さんと共に1~4キロを疾走した。

 開会式で、大会長の水沢一広町長が「皆さんの心に残る大会になれば」とあいさつ。午前8時10分、一足先にウオークの出場者69人がうらほろ森林公園のキャンプ場前をスタートし、同8時半にランの出場者307人が9組に分かれて順次走り出し、大迫さんは先頭から約8分遅れの最終10組でスタートを切った。

 54分31秒で1着でゴールした、陸上自衛隊第5旅団第4普通科連隊所属の坂東翔太さん(33)=音更町在住=は「コース上からは海が見え、気持ち良く走れた」と充実感をにじませ、大迫さんは「子どもたちのエネルギーやモチベーションにつながれば」と振り返った。

 マラソン終了後の「キッズチャレンジ」では、中学生32人が2キロと4キロ、小学生148人が1キロと2キロにそれぞれ分かれて公園内やその付近を大迫さんと一緒に走った。(小縣大輝)

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