北京五輪での日々を振り返る堀川選手(5日午前10時10分ごろ、大樹町生涯学習センターで。小山田竜士撮影)

「1500も速く、パシュートでメダルも」スケート堀川選手が抱負 地元大樹で報告会

 【大樹】北京五輪のスピードスケート女子5000メートルに出場した堀川桃香選手(18)=白樺学園高3年=の報告会が5日午前10時から、同選手の地元大樹町の生涯学習センターで開かれた。堀川選手は「次のイタリアが本当の挑戦。4年間本気でスケートに取り組み、違う景色を見たい」と述べた。(能勢雄太郎)

 町、町教委、町スケート協会(齊藤徹会長)の主催。町スポーツ賞・文化賞贈呈式の中で企画した。酒森正人町長から堀川選手に町貢献賞が授与された。

 五輪では堀川選手は女子5000メートルに出場、自己ベストの7分6秒92を記録し、10位に入った。報告会では中継映像を見ながら、レースを振り返った。

 日本代表の公式スーツに身を包んだ堀川選手は「本番は笑顔でレースに臨んだ。自己ベストを出し、次のステージに進むことができた」と強調。「1500メートルでも速くなり、パシュート(団体)の代表に選ばれてメダルを狙いたい」と4年後の五輪を見据えた。

 齊藤会長は「4年後はぜひ私たちをイタリアに連れて行ってもらいたい」と激励。応援ソングを作った大左古奈桜さんから花束を受け取った後、堀川選手は白樺学園高スケート部の和田貴志監督に花束を贈って感謝した。

能勢 雄太郎

十勝毎日新聞社 広尾支局

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