帯広の森一帯に広がるクロスカントリースキーコースには、今シーズンも多くの市民らが訪れ、爽やかな汗を流している。
コースは帯広の森はぐくーむ(帯広市南町南9線)周辺から北側に延び、複数の周回ルートがある。最長で1周約4キロを滑ることができ、森の中では野鳥やエゾリスなども観察できる。
19日午前には帯広クロスカントリースキークラブ(大塚正昭会長)の講習会が開かれ、約40人が基礎から上級までの幅広い技術を学んだ。大塚会長は「クロスカントリースキーは、自然を肌で感じながら冬を楽しめることが魅力」と話す。北京五輪での日本勢の活躍も喜び、「これをきっかけに興味を持つ人が増えてくれたら」と期待を寄せる。
コースの開放は3月上旬までの予定。コースマップや、周辺施設でのスキー用具の無料貸し出しなどについての詳しい情報は、帯広市文化スポーツ振興財団のホームページで確認できる。(小山田竜士)
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