北京五輪のスピードスケート競技は12日午後5時(日本時間)から女子団体追い抜き(チームパシュート)の1回戦(準々決勝)を行い、日本が五輪新の2分53秒61でトップ通過、カナダが2分53秒97で2位、オランダが3位、ROC(ロシア五輪委員会)が4位で15日の準決勝に進んだ。
日本は高木菜那(日本電産サンキョー-帯南商高出)妹の美帆(日体大職-日体大、同高出)佐藤綾乃(ANA、釧路管内厚岸町出身)が出場、押切美沙紀(富士急-駒大苫小牧高、中札内中出)が補欠だった。15日(日本時間・午後3時半から)の準決勝ではROCと対戦する。勝利すると同日の決勝(同5時28分から)に進む。
レース後に高木美は「順当に(駒を)進められてほっとしている」。2位のカナダとのタイム差(0・36秒)について高木菜は「まだまだ改善点がある。そこを見つけていければ」と話した。