年末年始を古里で過ごす人たちの帰省ラッシュが十勝管内でもピークを迎えている。新型コロナウイルスの感染が急拡大していた昨年に比べ、各交通機関ともに予約は好調。とかち帯広空港では29日、大きなスーツケースを手に家族と再会する姿が多く見られた。
とかち帯広空港発着の帯広-東京(羽田)線は29日、多くの便で満席となった。池田町に実家がある20代の女性会社員=東京都在住=は3年ぶりに帰省し、「昨年は新型コロナの影響で帰れなかった。久しぶりの実家なので、ゆっくりしたい」と話していた。
29日のその他の交通機関では、札幌と帯広・釧路方面を結ぶJR特急の指定席は一部便を除いて満席かほぼ満席、札幌-帯広間の都市間高速バスは全便満席となった。(津田恭平)