芽室の夏の夜空を彩った花火(長尾悦郎通信員撮影)

芽室の夜空彩った5000発、来場者魅了 花火大会華音2024

 【芽室】芽室の夏の夜空を彩る「第3回芽室花火大会 華音(はなおと)2024」(実行委員会主催)が14日、町内の芽室公園を会場に開かれた。昼間はステージイベントやアトラクションでにぎわい、祭りのフィナーレを飾る約5000発の花火が町民や来場者を魅了した。(近藤周)

 イベントは午前11時から開始。スケートボードパークや移動動物園には多くの子どもたちが来場し、約40店の屋台が並んだ公園の中心部には長蛇の列ができた。来場者は芝生の上にシートやテントを設置して、飲食を楽しんでいた。ステージには高校生バンドや地元アーティストなど9組が出演、会場を盛り上げた。

 花火は午後8時から打ち上げ。これまで花火のデザインなどを話し合ってきたこども華音実行委員会の小学生27人が、司会やダンスを担当した。

  「ハナオト」の文字を浮かび上がらせた仕掛け花火。レーザーで幻想的な雰囲気を演出した(長尾悦郎通信員撮影)
子どもたちが選曲したJポップ曲やレーザーショーの演出とともに大輪の花火が打ち上げられ、会場では歓声や拍手が響いた。

 仲間6人で訪れた町内の尾田憲子さん(70)は「子どもから年配者までみんなが楽しめる最高の花火だった。実行委員の皆さんに感謝したい」と感激した様子。こども華音実行委員の芽室南小5年の吉本響嬉さん(10)は「ダンスはみんなで合わせるのが大変だったけれど、上手にできた。色とりどりの花火はきれいだった」と話していた。


芽室の夜空彩った5000発、来場者魅了 花火大会華音2024


近藤 周

十勝毎日新聞社 編集局 町村・支局グループ

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