最終日の営業とセレモニーを終えて、閉じるシャッターの前で頭を下げる藤本社長(中央左)ら藤丸の役員と社員(31日午後7時45分、金野和彦撮影)

百貨店「藤丸」が閉店 122年の歴史に幕

 道内唯一の地場資本百貨店だった藤丸(帯広市、藤本長章社長)は31日午後7時で営業を終え、閉店した。完売した売り場も多く、最後まで多くの人が足を運んだ。

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 午後7時から1階エレベーター前で行われた閉店セレモニーでは、来店客が見守る中、藤本社長が感謝の言葉を述べた。客の退店を見送った後、藤本社長は幹部らとともに正面入り口前に立ち、深々とお辞儀。午後7時41分、拍手や歓声が鳴り止まぬ中、シャッターがゆっくりと下り、初代・藤本長蔵が創業してから122年余りの歴史に幕を閉じた。


百貨店「藤丸」が閉店 122年の歴史に幕


佐藤 いづみ

十勝毎日新聞社 編集局 経済・産業グループ

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