イルミネーションの点灯に合わせ、サプライズの花火が打ち上げられた幕別本町地区(5日、午後5時ごろ、幕別パークプラザ前で。3秒露光、金野和彦撮影)

PGの幕別町で花火のスーパーショット イルミ点灯に合わせサプライズ

 【幕別】JR幕別駅隣の幕別パークプラザ前で5日、イルミネーションが点灯された。点灯に合わせてサプライズ花火が打ち上がり、色とりどりの大輪と幻想的なイルミネーションが街中を照らし出した。

 イルミネーションの点灯は本町地区の商業者有志による「やむわっか倶楽部」(笹井守代表)の主催で、今年で28回目。例年、多くの町民が見守る中で点灯式を開催していたが、今年は新型コロナウイルスの感染防止のため中止に。代わりにサプライズ花火を企画した。

 午後5時のイルミネーションの点灯とともに、PG場サーモンコースから約90発の花火が次々と打ち上げられ、5分間にわたり冬の澄んだ夜空を彩った。

 パークプラザ前では関係者ら20人ほどが集まり、空を見上げた。幕別の祖父が同倶楽部メンバーの井上知春ちゃん(6)=北明やまざと幼稚園=は「花火は胸がドクドクした」と笑顔だった。 笹井代表は「今年はイベントが何もできなかった。人を集めず、みんなを元気づけられればと花火を企画したが、想像以上で良かったです」と話した。

 イルミネーションの点灯は2月末まで。(澤村真理子)

澤村 真理子

十勝毎日新聞社 池田支局

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