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なかやまきんに君登場に大にぎわい ばんえい正月開催

氷点下を下回る寒さの中、自慢の筋肉を披露するなかやまきんに君

 ばんえい十勝は2日に正月開催が始まり、新年の営業をスタートした。ばんえい競馬の初代応援大使に任命されたタレントのなかやまきんに君(44)のトークショーや今年最初のレースを一目見ようと大勢の観客が詰め掛け、帯広競馬場は大混雑した。

 この日は開門前から入り口前に長蛇の列ができた。午前10時50分の開門と同時に、入り口で柳月の干支(えと)菓子などが入った「お楽しみ袋」のプレゼントがあり、開始20分で先着1000人分を配り終えた。入場門横では帯広市郷土芸能平原太鼓による「祝太鼓」が披露され、晴れやかな演奏が客を出迎えた。

 午後0時15分からは正月開催の目玉イベント「なかやまきんに君 POWERRRR!ステージ」の第1部を開催。きんに君がステージに姿を見せ、昨年の流行語にもなった「パワー!」を叫ぶと観客らは大興奮の様子で拍手を送った。

 「きょうが2023年の仕事始め」というきんに君は、持ちネタである「筋肉ルーレット」や「あめ取りゲーム」を披露。寒い中でも上半身裸でパフォーマンスする姿に会場は歓声や笑いに包まれた。

 ゲームに参加し、サイン色紙をプレゼントされた広尾小2年の尾矢航志郎君(8)は「(サインがもらえたのは)初詣で大吉を引いたおかげかも。きんに君は寒くて震えてたけど、間近に見る筋肉がすごかった」とうれしそうに話した。

 最後にばん馬が引いているそり引きにきんに君も挑戦。150キロのそりは自慢の筋肉で動かせたものの、450キロの重さにはかなわなかった。ばん馬たちのパワーに驚かされたきんに君は「迫力あるばん馬たちのレースに注目したい」と話し、レースを見守った。

 2日の帯広競馬場来場者数は7379人で、今年度の最高人数を記録。正月開催は4日まで。(近藤周)

関連写真

  • 新年最初の第一レースを夢中で観戦する来場者たち

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  • 「お楽しみ袋」を受け取り、続々と来場する人々

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  • 正月開催の開幕を盛り上げる「祝太鼓」を披露する帯広市郷土芸能平原太鼓

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  • 150キロのそりを引き、歓声を浴びるなかやまきんに君

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  • なかやまきんに君の持ちネタ「あめ取りゲーム」に挑戦する尾矢君

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  • 「パワー!」と叫びながら登場し、来場者の注目を集めたなかやまきんに君

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  • なかやまきんに君からサインをプレゼントされた尾矢君

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