開町100年祝う 陸別町で記念式典
【陸別】陸別町開町100年記念式典が23日午前10時から、町タウンホールで開かれた。発展の1世紀を支えた功労者をたたえ、小さくてもきらり輝く町へ、さらなる飛躍を誓った。
町は1919(大正8)年、足寄外三村戸長役場から分離した「淕別外一村戸長役場」が設置され、今年で100年となる。
式典には約250人が出席し、陸別小5年生による太鼓の演奏で開幕。野尻秀隆町長が「先人に感謝し、受け継いだ豊かな自然環境『空・森・土』を次世代へと引き継ぐ決意を新たにしている」と式辞を述べた。
前町長の金澤紘一氏(75)への名誉町民章の授与、功労者表彰の後、来賓の石川香織衆院議員、鈴木宗男新党大地代表、大谷亨道議会議長、高橋正夫十勝町村会長があいさつした。
陸別開拓の祖関寛斎の妻あいを描いた作家高田郁さんが講演し、関夫妻の生活などを紹介した。
新成人を代表して上杉純大さんと廣谷梨那さんが明日への誓いを語った。(木村仁根)
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