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大正ダイコンの収穫始まる 帯広

大正地区で始まったダイコンの収穫作業(22日午前10時ごろ、道下さん所有の畑で。金野和彦撮影)

 久々に晴れ間が広がった22日午前、JA帯広大正(吉田伸行組合長)特産の「大正ダイコン」の収穫が始まった。6月に低温の日が多く、生育が心配されたが、ほぼ予定通りの収穫開始となった。同JAの施設で選別、保冷した後、西日本を中心に出荷される。

 JA帯広大正は道内有数のダイコン産地で、29戸の農家が栽培する。市大正町の道下隆宏さん(49)の畑ではコンテナを載せた大型作業機が入り、次々と引き抜かれるダイコンを作業員が手際よくコンテナに詰めた。道下さんは「虫食いや病害はなく、形のいいダイコンが多い」と話す。

 ダイコンは種まきから収穫まで2カ月程度。収穫後は保温用のマルチシートを剥がし、次の種をまく。収穫は10月まで続き、同JAでは今年の収量を1万5000トンと計画する。2017年はダイコンの相場低迷が長引き、取扱額は16年比で大きく減少した。道下さんは「相場は動かせるものではない。生産者として安定した出荷を続けるしかない」と話していた。(伊藤正倫)

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  • 市内大正地区で始まったダイコンの収穫作業(22日午前10時ごろ、道下さん所有の畑で。金野和彦撮影)

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