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「十勝牛とろ丼」が2年連続総合1位 全国グルメイベント

会場で1日の人気投票1位を喜んだ(右から)串田組合長、阿部町長、残間会長

 【清水・東京】4日まで東京都内で開かれていた野外フードフェスティバル「満腹博覧会(まんパク)2018」で、十勝スロウフード(清水町御影、藤田惠社長)が出品した「十勝牛とろ丼」が、人気グルメランキングで2年連続の総合1位に輝いた。激励のために会場入りした阿部一男町長は「まちづくりの武器になると改めて実感した」と快挙を喜んだ。

 まんパクは、開催期間中に毎年40万人以上が訪れる日本最大級の野外フードフェスティバル。都内立川市の国営昭和記念公園を会場に、5月17日から19日間にわたり、肉料理やラーメン、スイーツ、ご当地グルメ、世界の料理など約60店舗が一堂に集結した。

 牛とろ丼は、温かい白飯にフレーク状の牛肉「牛とろフレーク」を凍ったまま振りかけ、わさび醤油(じょうゆ)などで食べる。ふわっととろけた肉のうま味が、口の中で広がる個性的な丼だ。昨年1位の注目グルメだったこともあり、1時間以上待つ長い列が連日続いた。

 期間中に毎日発表された集計結果では、計16日間で人気投票1位を獲得。昨年より1万1000食も多い4万6000食を提供した。

 2日にJA十勝清水町の串田雅樹組合長、町商工会の残間一憲会長とともに会場入りした阿部町長は「牛とろ丼のブースは想像以上の混雑で、スタッフとゆっくり話もできないぐらいだった。清水を象徴するグルメとして頼もしかった」と振り返った。

 同社は9月16日を「牛(9)」「とろ(16)」の語呂合わせで「牛とろの日」として申請し、日本記念日協会(東京)から認定登録を受けたばかり。今年は町内で記念日に合わせたイベントを計画している。市川由美子取締役は「より一層、全国の人から好んでもらえる商品に育てていきたい」と話している。
(小寺泰介)

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  • 連日長い列ができていた十勝牛とろ丼の出店ブース

    連日長い列ができていた十勝牛とろ丼の出店ブース

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