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大阪の高校生11人がファームステイ 新得

北広牧場で搾乳を体験した高校生

 【新得】大阪府立園芸高校の2年生11人が3、4の両日、町内の農家にファームステイし、自然に囲まれた十勝の暮らしを体験した。

 同校の修学旅行(3~6日)の一環で、「町農村ファームステイ協議会」(平かよ子会長)が受け入れ、町内4カ所の農家に2日間滞在した。このうち北広牧場(町新得基線85、若杉正敏社長)には、丸尾萌夏さん(17)と西岡彩菜さん(16)の2人が、酪農体験をしながら寝食を共にした。

 若杉社長から生乳生産体制の説明を受けながら、最新機器を使い約900頭の乳牛を飼育している畜舎内を見て回り、早朝5時に起床して搾乳と子牛の哺乳にも挑戦した。若杉社長宅の花壇には、マリーゴールドなど約200本の苗を植えた。妻の裕子さんは「園芸校の生徒だけあって上手に植栽してくれた」と喜んだ。

 牧場従業員を囲んだ夜の交流会では、初めてのジンギスカンを楽しんだ。丸尾さんは「生産現場の苦労や、愛情を持って大切に育てた牛乳を人間が飲んでいることを身近に感じた」と感想を述べた。毎年、民泊を受け入れている若杉社長は「農業体験を通じて、食の大切さを伝えていきたい」と話していた。
(佐々木健通信員)

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