迫力あるヒグマに歓声 ベア・マウンテンが新1年生招待
【新得】間近でヒグマを観察できるサホロリゾート内の「ベア・マウンテン」は27日、今季オープン(28日)を前に町内の小学1年生を招待した。迫力あるヒグマの姿に、子どもたちが歓声を上げた。
クマを放し飼いにしている国内唯一の施設。15ヘクタールの敷地に雄13頭を放し、来場者は高さ5メートルの遊歩道やガラス張りの観察施設「ベアポイント」のほか、巡回バスに乗ってヒグマのそばを通りながら野生に近い姿を観察できる。今年は新たに2頭が、のぼりべつクマ牧場(登別市)から仲間入りした。
この日は新得、屈足南、富村牛の3小学校から児童55人が招かれた。どこに現れるか分からないヒグマをバスの中から探したり、2メートル超の巨体を起こして餌を食べる姿を強化ガラス越しに見学。新得小の森拓真君(6)は「こんなに近くでヒグマが見られるとは思わなかった」と喜んだ。
今季の営業は10月21日まで。バス付き料金大人2916円、子ども・シニア2160円、未就学児無料。午前9時~午後4時。火曜定休(ゴールデンウイーク期間を除く)。問い合わせはベアマウンテン(0156・64・7007)へ。(小寺泰介)