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農家の水上さんに第8子誕生 音更町が祝い品

小野町長(右)から祝福を受けた水上さん一家。左から芳広さん、翔汰朗ちゃん、大誠君、美虹ちゃんを抱く修子さん、美來さん

 【音更】町東和の農業水上芳広さん(40)と修子さん(40)夫妻に7日、第8子の美虹(みこ)ちゃんが誕生した。26日に小野信次町長が自宅を訪れ、出産祝い品を贈呈した。

 芳広さんと修子さんの子どもは、長男広大さん(20)=帯広大谷短大2年=、次男斐斗さん(17)=江陵高2年=、三男流暢さん(14)=駒場中3年=、四男秦君(12)=音更東士幌小6年=、長女美來さん(10)=同4年=、五男大誠君(7)=同1年=、六男翔汰朗ちゃん(4)=東士幌保育所年少=と美虹ちゃんの6男2女。

 町によると、8人の子どもを持つ家族は町内で唯一。6人は5世帯いるものの7人はおらず、水上さん一家が最多という。

 芳広さんは子どもにはあまり口出しせず、どっしりと構える一家の大黒柱。このため子どもたちは伸び伸び暮らし「一度は外の世界を見てこい」と広大さんと斐斗さんは進学で家を離れ、流暢さんも春から高校進学と同時に帯広で下宿を始める。美虹ちゃんの名前は、美來さんの「美」の字を取って、子どもたちで決めたという。

 修子さんの妊娠が分かったのは昨年7月。女の子が欲しかった修子さんは「悩んだけど、もしかしたら女の子かもしれないと思って」と出産を決意。家を離れている広大さんと斐斗さんにも喜んでもらえたのも後押しとなった。子育てについては「あまり手はかからない子たちなのでそんなに苦ではなかった」と話す。

 これまで男兄弟に囲まれていた美來さんは、美虹ちゃんのミルクを作るなど率先して修子さんの子育てを手伝っている。妹ができたことに「お母さんにお願いしていたのでうれしい」と喜び、美虹ちゃんとは「沖縄の水族館に行ってきれいな魚を一緒に見たい」と笑顔を見せた。

 町には多子出産祝い金制度はないが、珍しい大家族ということで、家族には小野町長からモール温泉の入浴剤とよだれ掛けや靴下などの赤ちゃん用品、祝儀が手渡された。小野町長は「家族で支え合う理想の家庭。健やかに育ってほしい」と祝った。(川野遼介)

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