ちびっ子も旅立ち 幼稚園・保育園で卒園式
3月も中旬となり、十勝管内の幼稚園、保育園が卒園式シーズンを迎えている。今週、来週にかけてピークで、園児は元気に卒園証書を受け取り、父母らに成長した姿を見せている。
帯広市内のこでまり保育園(栗林利克園長、園児110人)では10日午前9時から卒園式が行われた。卒園生21人が自分の名前と進学する小学校を元気いっぱいにマイクで発表。栗林園長から卒園証書を受け取り、頭の上に掲げて誇らしげにホールを一周した。
栗林園長は「失敗は成功のもと。小学校生活を楽しんで」と呼び掛け、弥生福祉会の藤川治理事長と父母会の飯田昌克さんがあいさつした。昨年卒園した小学1年生が訪れ、卒園児に「休み時間は楽しいよ」など小学校の魅力を伝えると、卒園児も緊張がほぐれたように笑顔を見せた。
在園児と一緒に園歌や歌を大きな声で合唱。式後は幼稚園生活で頑張ったことを発表し、成長したわが子の姿に涙を浮かべる父母も見られた。(松田亜弓)