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「幸福」「合興」訪問で景品 日台連携でスタンプラリー

タオルやマグカップなどでスタンプラリーをPRする事務局員

 十勝日台親善協会(曽我彰夫会長)は、友好駅の締結をした帯広の「幸福駅」と台湾北西部の「合興(ごうこう)駅」の両所を訪問すると記念品をプレゼントするスタンプラリー事業を4月にスタートさせる。両駅の知名度を高め、観光振興につなげることを目的に、台湾の現地機関と連携して初めて計画した。

 同協会は、両駅の紹介や周辺地域の観光などをまとめた折り畳み式パンフレットを4000冊作製した。スタンプの台紙も兼ねており、両駅に用意されたスタンプをそろえると、ハート形になる。

 帯広側では両駅のPRタオル(台湾製)と、まちづくり元気おびひろ(帯広)の「OBIHIRO」のロゴ入りマグカップを、台湾側は木製のオリジナル鉛筆削りと交換できる。パンフ作製では「とかち観光誘致空港利用推進協議会」が資金協力した。

 3月中に両駅やその周辺施設などにパンフレットを配置する。帯広の商品交換場所は、とかち観光情報センター(JR帯広駅エスタ東館内)。事務局の帯広商工会議所は「両駅をもっと多くの人に知ってもらうきっかけになれば」としている。

 問い合わせは帯商(0155・25・7121)へ。

 合興駅は現地で「愛情駅」とも呼ばれる。両駅が恋愛に縁があることから、十勝日台親善協会が台湾に出向き、2016年10月に現地経済界の新竹県工業会と友好駅の締結を行った。同協会はこれまで台湾側の現地イベントに参加したり、帯広市内で開かれた昨年のとかちマルシェで台湾スイーツ(かき氷)を販売するなど、台湾のPRにも努めてきた。
(佐藤いづみ)

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